転職してわかった、エージェントの小さな嘘。その2

その1から続く

 

入社して早々に自分の給与が低いことがわかった私は、急にやる気が削がれました。

しかし、元々は自分が大義名分を持って、やりたいと言った仕事。お給料にかかわらず、頑張って働こう!と気持ちを入れ替えました。それから、数ヶ月はなんとかやってこられたのです。

 

 ところで、新型コロナウィルスが流行ったことで、私はずっと在宅勤務になりました。在宅勤務が始まる前は、我が家にはインターネットを引いていなかったのですが、とうとうwimaxを契約することになりました。インターネットに繋がれた私は、意気揚々となったサーフィンをしていました。

 

 そして、私は見つけてしまいました。私の同期入社の人のつぶやきを。。。我が社はとてもニッチな分野で活動していますから、とても簡単にヒットし、すぐに誰だかわかってしまいました。

 

 私も意地が悪い。本人に教えてあげれば良いのかもしれないが、いろいろ業務上の呟きもしているから、泳がせてみようーっと。と言うことでこっそり観察することにしました。

 

 数ヶ月は一緒に働いていて、あまり仕事ができるタイプでもなく、サボり癖のある人だと言うことが、わかっていました。しかし、ネットの世界だと、さも第一人者のような振る舞い。なんと威勢が良いのでしょうか。

 

えっ、しかも役職まだ見習いホヤホヤなのに、なんか勝手に階級上がってないですか?本当に人の経歴っていい加減なもので、証明が必要ないところであれば、言いたい放題なんですね。

 

少し話が逸れてきましたが、そんな彼ですから、自慢話をよくするわけです。某呟きサイトを見ていると、新車を買ったり、家を買ったり、やけに羽振りが良いなあ。。。と思っていました。そして、致命的な情報を呟いてしまうのです。

 

自分の給料を時給にすると、四千円弱であると。これもう、給料わかってしまうではないですか。1日8時間×稼働20日=160時間ですから、4000円×160時間=月給640000円ですか。

 

おいおいおい、どんだけもらってんだよぉ〜。前職の給料の3倍ぐらいあるじゃないか。

 

入社直後に悟った、転職エージェントの嘘が確信に変わった瞬間でした。「条件まったく一緒」だなんて、どの口で言ってるんでしょうか。まったくって、全部って意味だからね、一部じゃないからね。

 

そういえば、転職会社からアンケートが届いていたけれど、まだ回答していないんだった。いろいろ回答してみようかな。と言うことで、回答したら、その3書きます。

 

くれぐれも皆さま(特に転職が初めての方)、転職エージェントの、小さな嘘にはお気をつけを。彼らは大したことないと思って、小さな嘘を言いますが、当事者である転職者にとっては、後々まで影響してきます。仕事に対するモチベーションとか、家族の状況だとかすごーく。彼らは、人さえ動けば良いので、あることないこといっぱい喋りますので。