現物主義の落とし穴 テレビの買い替え

前回の記事で、テレビの買い替えをしたことを書いた。

近年の中国家電は低価格で高品質なものが増えてきた。消費者が求めるのはこう言った製品だ。しかし、家電量販店もビジネスをしているので、より利鞘の大きい商品を売りたい。

 

テレビの買い替えに当たっては、事前に現物を見ておきたいということで、某駅前の家電量販店のテレビ売り場を訪れたのだ。

そこでは日本メーカーをはじめ各国のテレビを展示しており、妻と様々見比べて「やっぱりSharpの方が発色がいいなぁー」なんて言っていたのだが、とある店員さんがhisenseと、日本メーカーのテレビを比較して見せてくれた。

両方とも4kのテレビだったのだが、Hisenseのテレビが明らかに解像度が落とされているようだった。

 

ここが、疑問を持った点で、4kをうたっているのに流石に解像度が違うのはおかしいと思ったのだ。

 

一つ疑念を持つと、他にも疑念が湧いてくる。妻と話していた発色の問題はどうなのか?RGBで色合いを変更できるテレビであれば、色合いを変な風に移すこともできるし、一部のテレビだけ解像度を落とした映像を写すことなども今は朝飯前だ。

 

なにが言いたいのかというと、中国家電の品質が上がりすぎて、あえて品質を落とすような設定をしないと日本メーカーの製品は売れなくなってきているのではないだろうか。

 

実際に売り場で設定変更をしている事実があるかどうか確認はできないのだが、現物主義の私としては、通販ではなく現物を見て店員と接するからこそ間違った情報を与えられる可能性もあるということだ。

 

その後解像度が低いように見せられたHisenseのテレビを買ったわけだが、真っ先に試したのは夜景の4k映像だった。

やっぱり売り場で見たのよりも綺麗に見えるけれどな。。。